災害への備え

災害対策していますか?

はい!しています!と自信満々に言える人はどれくらいいるでしょうか。

内閣府の世論調査では、防災意識がある人は約7割意識していない人は約3割だそうです。

しかし、意識があっても、ちゃんとした備えをしている人は全体の2割にしか満たないのが現状です。


地震・豪雨など、自然災害の脅威にさらされている今日ですが、時間の経過とともに過去の重大な被害、大変なめにあったことを忘れがちです。私も災害対策・備蓄をしていたのですが、ああすればよかった、こうすればよかったと思うことがあります。
私の災害対策・備蓄のやり方と、反省点を踏まえて、今後の参考にしていただければと思いご紹介します。

先のブログでも触れましたが、けこさんちは、福島で東日本大震災、同年の台風15号での洪水で2度。今回の北海道胆振東部地震と3度災害にあっています。

過去の経験があったからこそ、今回の地震でそこまで慌てることがなかったなと感じます。

●けこさんちの備蓄品●

実際に北海道胆振東部地震の前に備蓄していたものがこちら。

水・乾麺・缶詰などの食料品
靴棚を活用
反対側にも同じように入っています
お米も常に5キロは常備

ガス缶・土鍋ラップ・アルミホイルなど
紙皿・割りばしもありますが、
水か使えないときにラップをお皿に巻いたりして使用します。

以前水害にあったときに
日本赤十字社から支給されたもの


バックの中にはこんな感じで入っています
衛生用品などもろもろ入っています

家庭用常備薬(富山県民には必需品)
ウエットティッシュや救急バン
電池の替えなどを入れてあります

そのほかにも、ごみ袋、タオル、歯磨きなどを準備。玄関横に赤十字バックと、旅行用バックを活用した災害バックを用意してありました。


しかし、実はこれだけ用意して、家族3人で5日ほどあるかなと思っていたんですが、実際は3日分しかないそうです。

大きな災害が起きた場合、救援物資が届くまでには約3日、その間ライフラインが復旧するには1週間~10日以上かかるといわれています。そのため、目安として、備蓄食料は《最低3日、1週間分が望ましいそうです。実際備蓄していた私でも、目安量は分かりませんでした。


首相官邸のガイドラインには、飲料水は、1人1日3リットルが目安と書いてあります。
実際に自宅で備蓄していた分量は3日分は満たしていたものの、5日分には到底足りません。今回の地震で水が止まっていたらアウトでした。
幸いガスは止まらなかったので、お湯も沸かすことができましたし、ガスが止まっても上記の写真のようにガスコンロ・ガス缶があったので食事の準備はできましたが、人数×3食分の食事の準備はやはり5日分には足りませんでした。

家族全員分を用意するには、私が用意した倍は必要なわけです。備蓄に関しては量を増やす、またはかさばらないもので補充するといった、見直しが必要だなと思いました。


●食べつつ補充の徹底●

とはいえ、家族全員分を用意するのはかなりの量です。
しかも、しまい込んでいると賞味期限が切れてしまうこともしばしば・・・。
月1の確認はやっぱり必要です。

なので、けこさんちでは、備蓄品を入れてある棚の扉に、チェックシートを。

月1(月の中頃)に
備蓄品のチェックをすることにしています。

手前に貼っておくことで、ガサゴソ探す必要がないかなと思ってこれを貼ることにしています。
月1チェックの時に全部出して、メモして、棚にしまうことによって、多少はめんどくささを軽減できるかなと思ってやっています。
賞味期限が近くなったら普段の食事に活用し、食べながら補充していくことが重要です。


●家族に合わせた食料・日用品を備蓄●

けこさんちのように”何でも食べられるという”人だけならいいのですが、小さな子供やお年寄りのいらっしゃるご家庭では工夫が必要になってくると思います。

《赤ちゃんがいる場合の備蓄・衛生用品》
  • 粉ミルク・おむつ・おしりふき
  • ウエットティッシュ
  • 離乳食
  • 子供がいつも食べているおやつ
おむつや、おしりふきは段ボール買いしている方も多いかと思いますが、個別に買っている場合は、+2で購入しておくと心配ないでしょう。

《お年寄りがいる場合の食料・衛生用品》
  • 日常飲んでいる薬
  • 硬いものが食べられない場合はレトルトの介護食
おむつを使用している場合はおしりふき、ウエットティッシュなどの衛生用品も必要になるでしょう。
仮に避難所生活になっても、自宅に取りに戻れる可能性もあるので、ストックしておくのに越したことはないでしょう。

また、女性の方は生理用品なども必要になってくると思います。これも普段から+2で購入するとよいかと思います。

●最新備蓄食料について●

ひと昔前までは備蓄食料といえば、乾パン・即席めん・カロリーメイトなどの栄養補助食品が主流でしたが、昨今は各メーカーさんも備蓄食料の改良が進んでいます。
  • アルファ米 
  • マジックライス
水やお湯を注ぐだけでご飯になります
  • 非常食パン
  • クッキー
  • スティックパン
缶詰タイプで、最大7年もつものもあります。



ヤフーショッピングでもこうした7日分の非常食セットも販売しているので、参考までにどうぞ。

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