９月６日（木曜日）

北海道胆振東部地震発生

※実は今回の震災、けこさんにとっては２度目の震災。東日本大震災を福島県で経験、被災しています。災害も合わせると３度目なのです。

２０１８年９月６日３時８分頃、北海道胆振（いぶり）地方中東部を震源としたＭ６.７の地震が発生。震源の深さは４０Ｋｍ、最大震度７の地震が発生しました。

※現在、９月８日土曜日は、ライフラインの復旧が済んでいるので、現状を書き留めとこうと思いブログを更新しております。

私の住んでる札幌市の区では、震度５弱を観測。

体感的に、４０秒～１分の初期は縦揺れ、その後横揺れに変化したように思います。

最初、ゴゴゴという感じで飛び起きたのですが、すぐに大きな揺れを感じ、物が倒れてこないリビングの中央に子供の布団をずらし、揺れが収まったころ、即座に水をお風呂に貯めました。深夜だったので、火の元は大丈夫です。

その間地震です！という緊急アラームがなり、すぐにＴＶを付けました。

履歴になりますが、この時間、

地震と同時に地震速報が鳴りました。

ＴＶを見ながら、懐中電灯を手にし、備蓄品、災害用バックの確認（これに関しては後日ゆっくりと書きたいと思います）をしていると、”パツン”という音とともに停電。

幸い、懐中電灯を手にしていたおかげで、何とか明かりのある状態で避難準備に取り掛かることができました。けこさん家族にけがはなく、マンションも火災や建物の倒壊の心配もなく、子供もパニックになることもなかったので、自宅で待機しました。

冷蔵庫の中の肉類は冷凍庫に移したり、玄関に靴を並べたり、枕元に懐中電灯を置いたり、他にやるべきことはないかと考えながら待機。

携帯の充電に関しては不安がありましたが、情報収集が先だと思い使っていました。しかし、深夜なのと、地震直後なので全くといっていいほど情報が入りません。直後、道外友人からのＬＩＮＥ。

この後、夜だから不用意に出歩かないようにと

注意喚起がありました。

とってもありがたい。

周りを見ると、懐中電灯を手にし、外に出ている方も数名いました。

朝方になると、心配してやはりＬＩＮＥをくれた道外の友人が、北海道の地震後の状況を教えてくれました。

※個人名が入っているところは削除・白塗りにしてあります。

朝方の友人からのＬＩＮＥ

即座に情報を提供してくれました。

ありがたいです。

夜明けを待って、再度備蓄品とライフラインの確認。けこさんちでは水道・ガスが使えたのでひと安心。電池のストックがあったので、電気に関しては何とかなりそうです。

あとは、自家用車の確認。ガソリンは満タンなので、何とかなりそう。車は使わないよう、何かあれば徒歩・自転車を活用です。

また、実家の妹からもＬＩＮＥ。

朝方情報が錯綜しすぎて、
デマ情報も入ってきます。

妹に伝えると、
事細かにＴＶの情報を伝えてくれました。

携帯の残量を心配してか、
各方面にも伝えてくれるとのこと。

ＳＮＳを追いかけてはいたんですが、デマの情報を平気で流す人がいます。”多分こうなるかもしれないから注意してね”ということが伝わるうちにいつしか”確定情報”になっていくんでしょうね。これが情報ハザードに繋がるのでしょう。実家の妹にはホント感謝です。

そのうち、携帯の電波もなくなり、圏外に…。
多分、基地局の予備電源も消耗されたんだとこの時思いました。
一時的に情報が一切遮断されます。

そんな中、あったはずのラジオがないということでラジオを探す・・・。（災害用品を置いておく場所ひとまとめにしておこうと痛感。）

発見しました！ラジオ！これで情報収集ができる！

朝の時点で息子の学校は休校だろうなとは思っていましたが、その確かな情報。そして、ラジオから流れてくるのは、震度・現在の北海道の被害状況・避難所・給水所・どうして停電なのかなどとといった情報が流れてきます。（どの情報がデマで何が正しい情報なのかを知ることがやっとできました。）

また、スマートフォンの節電の仕方や、営業するスーパーの情報がとても役に立ちました。普段は全然ラジオを手にしませんが、改めて停電時のラジオの偉大さを知りました。

明るいので、リュックに水とタオル、小銭を持ち、家の周辺を見に行きました。

街中はもちろん明かりがありません。道路も信号がついていません。地下鉄・バスなど交通機能もストップ。道路状況はマヒしています。

こんな状態。

車でさすがに出れません。

地震当日仕事だった方はとても神経を使ったかと思われます。復旧作業に携わった方には頭の下がる思いです。

やるかやらないかわからない家電量販店や、ホームセンター、ドラックストアに人が押しかけ、行列を作り、やむを得ず開店せざるを得ない状況になったところもあります。

そんななか、近所のセイコーマート、ローソンなどのコンビニは車のバッテリーから発電したり、ハンディＰＯＳを利用して暗い中対応していました。

緊急時にはとてもありがたい対応です。私も、列に並び衛生用品を購入してきました。接客などで大変だろうに、店員さんから「お互い頑張りましょうね」と言われ少しうるっときてしまいました。「あなたも無理せずに！ありがとう！」と声を掛けました。

厚真町の土砂崩れなど、北海道のいたるところで道路が陥没、液状化、住宅の倒壊。それに伴うライフラインのストップが起きています。

これが、地震１日目の出来事です。

まだ停電は続いていて再度暗い夜を迎えます・・・。