北海道胆振東部地震 2日目

地震2日目

なかなか熟睡できずに地震2日目(9月7日)を迎えました。
今日の天気は曇り。相変わらず停電中です。

そして水が出るうちにと思って、水シャワーという荒行にでます。夏でよかった・・・。
息子は風邪をひいてはいけないと思い、バケツを使い、お湯を沸かして体と頭を洗わせました。

この日、けこさんは仕事だったのですが、どうなるか分からないので一応連絡。

※個人名・住所が入っているところは削除・白塗りにしてあります

停電中なので連絡がまた取れなくなると思い
電波があった朝方に連絡
指示があるまで待機になりました


仕事はお昼過ぎになるかもしれないので、朝のうちにやれることをやり、情報収集に努めます。停電が続いているのでもっぱらラジオでの情報収集!

いつまで停電が続くか分からないので、備蓄品を少し増やしたいなと思い、ラジオの情報で本日営業可能なスーパーの情報収集をしていると、近所にあるCOOP系列のお店は営業するとのことで、リュックサックを背負い自転車でスーパーに向かいます。(この時点で朝の8時ごろ)

携帯はもう残量が少ないので持ち歩きませんでした。

途中の道のりですが、道は隆起・陥没はしておらず、大丈夫な感じです。信号はやはりついていません。小さな通りなので警察の方の手信号もありませんでした。が、車通りも結構あったのですが、交差点での譲り合いが目に見えて伝わってきます。日本人特有の”譲り合い精神”どんな世代にも生かされていますね。

お店の手前の交差点から、信号がついています。「ここらへんはもう電気復旧したんだな。いいなー」「だからスーパー開いたんだ」などと思いながらもお店に到着。

私が行った時点で9時少し前。10人ぐらいの並びがありました。
並んでいる間に地震のこと、札幌市の情報収集。他も意見交換をしたりしました。

その間、開店情報を聞きつけた人があれよあれよという間に集まり、あっという間に駐車場が埋まるほど大行列に。途中旦那が仕事の招集がかかり、息子とともにスーパーまで来て自転車と車とをバトンタッチ。(こんな時に子供を家に1人にはしておけません!)

10時の開店でしたが、管理点検のため10時半オープンに。(食中毒の懸念があったそう)入場制限がかけられていました。私は前のほうだったのですんなり入れました。
お店は常温の商品が意外とたくさんあり、日用品も手に入りそうな感じでした。

買占めを防ぐため、おひとり様何個までの個数制限もかけられていました

混乱も小競り合いもなくスムーズに買えることができました。

家に帰って購入したものを再確認。当面は何とかなりそうです。

家に備蓄品はあるのですが
いつまで続くか分からないので
常温できるもの、日用品を再購入


混乱が続く中で、物事が円滑に進むのは”自分の我を通さないこと”です。
今回行列ができてもスムーズに事が運んだのはみんながみんな、混乱は避けたいという意識があったからでしょう。
行列のなか、店員さんが声を張り上げても聞こえない後ろの方のために次々と話が伝わっていきます。


イライラするのは理解できます。それは皆が感じていること。みんな耐えているのです。
自分が動ける状態なのであれば、自分で動き、自分の目で確かめ、自分で判断することがいかに大切かということを改めて考えさせられました。


今だ停電は続いています。
ひと先ず家で落ち着いてから外にもう一度出てみることにしました。

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